検定を導入された理由を教えてください
代表取締役 辻 紗耶加様:
選択理論は、ビジネスはもちろんプライベートでも役に立ちます。ですから、すべてのスタッフに学んでほしいと考えていました。弊社は、ホワイトニングやクリーニングを中心とした歯科クリニックですので、国家資格をもって働いているスタッフがほとんどです。そのため、自分の知識やスキルを高めるうえで、資格の取得を目指すことには慣れており、相性がいいと思い導入しました。
どのように導入されましたか?
選択理論という心理学を学んでほしいと突然スタッフに伝えるのは、ハードルが高いと感じていました。そこで、最初は選択理論を学び、実践して成果を出されている方に依頼をして、毎月講演をしていただきました。1年間、毎月違う方から、選択理論を学んだ効果をお話しいただいたことで「選択理論は仕事で役に立ちそうだ」「プライベートの人間関係にも使えるかもしれない」「ちょっと学んでみたいな」と思う気持ちが、スタッフの中に芽生えたのではないかと思います。
その後、3級のテキストを会社からプレゼントしたり、経営者である私自身も選択理論を学び、実践をしていく姿をみせながら、時間をかけて評価制度のなかにいれていきました。現在は、3級は上級のスタッフ、2級はリーダー、準1級は幹部へ昇格するうえで必須としています。
検定導入後、どのような変化がありましたか?
仕事をしているうえでどうしてもマイナスな感情になったとき、スタッフ同士で選択理論をもちいて、どうすればこの課題を解決できるか、話し合うことができるようになりました。また、あるスタッフが合格対策の社内勉強会を主催してくれ、社内の学びに加速がつきました。これからも社員とともに学び続けていきます。