受検者の声

宇野 もも子

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大手上場企業 会社員

欲求バランスに合わせたコミュニケーションを 心がけるようになりました

受検しようと思ったきっかけを教えてください

 選択理論を学びはじめてから、落ち込んだときに立ち直るスピードが早くなりました。また、以前は誰かからフィードバックをされると「なんでそんな風に言われてしまうんだろう」とネガティブな捉え方をしていましたが、今は自分のために言ってくれたんだと考えられるようになりました。選択理論で、自分の思考と行為しかコントロールできないと学んだからだと思います。自分がネガティブになりそうなとき、感情はコントロールできず、私ができることは、その場を離れたり、スマホに思っていることを書き出すという行為だけだとわかりました。実際にそれを意識するようになったので、仕事で落ち込むことがあったとしても、立ち直るスピードが早くなったのだと思います。
 このように、選択理論は日常生活で活用できるのですが、その習熟度は目に見えてわかりづらいため、自分の理解度を知るために受検を決めました。

検定を受けてよかったことを教えてください

 3級の公式テキストを読み、後半のロールプレイに衝撃を受けました。選択理論を活用して、感情のコントロールができるようになってきていたので、分かったつもりになっていたのですが、実生活の中でさらに活用できることが沢山あると気づいたからです。
 たとえば私は生存の欲求が強いので、安定していたい、リスクは最小にしたいので、細かいところまできっちり正確な仕事をしたい、睡眠時間などもしっかり確保したいタイプです。一方である先輩は力の欲求が強く、生存の欲求が低いので、仕事で毎日夜遅くまで働いています。この違いは、欲求バランスが人によって異なるからうまれているということが腑に落ちてから、人は違っていてよいと思うようになりましたし、人に対して「こうしなければならない」と思うことが減りました。また、自由の欲求が強そうだと思う後輩に対しては、1から10まですべてを伝えるというよりは、最低限の基準を示して、ある程度後輩が自由に考えられる余地をあたえたうえで仕事を進めるなど、工夫するようになりました。
 これからも選択理論を学び、実生活に活かしていきたいと思います。

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