検定を導入された理由をおしえてください
代表取締役 村田晃一様:私は以前、先代経営者である父や従業員との人間関係がうまくいっていませんでした。親子といえど社長が喧嘩をしている会社で、従業員は働きづらかったと思います。その後選択理論に出会い、人を変えることはできないが、自分の考え方と行動は変えられると知りました。選択理論を活用した結果、今では父と一緒にゴルフをまわるほど関係が良好になっています。その経験から、すべての従業員が職場で良好な人間関係を手にし、仕事で成果を出せる会社にしたい、そのために選択理論を会社に取り入れたいと考え、検定を導入しました。勉強に対して苦手意識を持っている人もいたのですが、検定に合格すると「やればできた」という達成経験につながると考えました。
どのように導入されましたか?
まずは私自身が受検し、選択理論を実践しました。そのなかで「どういう行動をとれば、相手との距離を近づけるか、遠ざけるかが分かった」「感情的にならずにすむようになった」と、選択理論の有用性を伝えるようにしました。その後、すべての従業員に3級のテキストをプレゼントし、今後こういう組織をつくっていきたいから、よかったら検定を受けてみてほしいと伝えていきました。今では主任になるために必須の資格として人事制度にも導入し、スタッフも主体的に選択理論を学んでくれています。
これからも選択理論を実践し、良好な人間関係と成果の両立を目指してまいります。