ストレスの多い現代社会の中で、モチベーションを維持し、高い生産性を保つことは容易ではありません。そのストレスの多くは、「上司との人間関係が悪い」「お客様との付き合い方がわからない」といった人間関係に起因しています。選択理論は、よりよい人間関係を築くための心理学であり、これをビジネスの分野に応用した本検定を学習することで、ストレスから身を守る術と、上司、部下、先輩、後輩やお客様とより効果的な人間関係を築く方法を身につけ、高い生産性を発揮することができます。
ここで学んだ人間関係の基本は、皆様のプライベートにおいても活用できるでしょう。
社会に出るにあたり、人の行動のメカニズムを知っていることで、自分を効果的にコントロールすることができます。また、社会に出ると今までに会ったことのないタイプの人とも出会い、一緒に仕事をすることもありますが、行動のメカニズムを知っていることで、相手にあわせた効果的なコミュニケーションを取ることができます。
副次的なものではありますが、ビジネス選択理論能力検定で学ぶ組織における悩みは、学生の皆様が取り組む部活動やサークル活動においても、応用することができるでしょう。
部下を適切に育成し、高い生産性を発揮するだけでなく、働く喜びや、力を合わせて大きな達成感を得られる組織づくりを学ぶことができます。人間関係が良く、成果も高い組織とは、所属するひとりひとりの基本的欲求が充足されている組織です。2級、準1級で徐々にマネジメントを学び、1級では選択理論に基づく仕組みづくりの学習も可能です。順に学ぶことで、社員に愛される組織をつくることができます。
著者:ウイリアム・グラッサー 訳:柿谷正期
アチーブメントが基礎理論とする『選択理論心理学』の全てがここにある。「あの人がいると、私は気分が悪くなる」などと、愚痴を言っ...